東日本大震災直後に起きたドタバタ劇の最中…ついに義母と緊張の初対面!

日常マンガ

東日本大震災から今年で10年が経つのですね。

早すぎます…。

 

10年前の東日本大震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げますと共に

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

去年はそれほど深刻ではないと思っていたコロナ禍も相変わらずですし

最近また強い地震が起こり、不安が煽られる事もありますが

あの日を忘れないために今年も我が家の話を更新しました。

 

その①

「3.11原発事故」双葉町で高線量の中4日間取り残された夫の家族の体験談
震災から早7年ですね。 東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り...

その②

マンガ「3.11原発事故」の後に夫の家族が上京!てんてこまいの私
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。 また被災...

その③

東日本大震災「3.11原発事故」直後に夫の弟を預かることに
引越しなど色々ありまして、すっかりご無沙汰してすみません(>人<;) ...

 

(最終話なので過去の話を読まれてからの方がスムーズかも知れません)

 

今回は私が夫のお義母さんと初めてお会いした時の話でして

あまり興味深い内容ではないかも知れませんが、個人的に思い出深いので描き残しました。

どうぞ~(=゚ω゚)ノ

 

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お義母さんの旅

 

さて、義弟を預かってから一週間が過ぎた頃、家族は公営住宅に入る事になりました。

 

そこで引越しのため、新潟のホテルで預かってもらっているこの軽トラを↓

 

次男と三男が二人で取りに行くことになったのです。

 

しかし・・・

 

 

親戚の話では、義弟達が行くのを嫌がったため

仕方なく義母が取りに行ったのだそう。。。

 

 

義母はその夜は新潟に泊まり、

翌日うちに電話をかけてもらって夫がナビをする事になりました。

 

ですが…

 

マイペースな家族たち

 

画像引用元:Google map

 

義母は高速に乗った事がないので、下の道から来ようとしたようです。

高速でも三時間以上かかる道のりなのに…!!

 

デートだから行きたくなかったんですね…

 

そして一時間後に再び電話が。

 

 

 

マイペース過ぎます…

しかもその後、いくら待っても電話が来なくなりました。

 

二時間ほどが経ち…

 

 

お義母さん、よく初めての高速で東京に来られましたよねー!

「あの時は必死だったから…若かったからできたんだね」

と今は笑い話ですが、この時は本当に心配しました(笑)

 

東京に着いたけど

 

さて、途中途中で夫が義母に指示を出し続けた結果…

 

 

そんな事とはつゆ知らず、

 

 

相~当ストレスが溜まっていたんですね(;^ω^)

 

 

殴り込みのような恐ろしい電話が…(笑)

 

 

初めてお会いするのにこんなシチュエーションって(笑)

 

そしていよいよお義母さんと初対面!

 

バッタバタな中、どうやら軽トラが着いた気配が…

 

そして

 

 

いよいよお義母さんとご対面です!!

 

まず何を言うべきか…

 

お付き合いさせて頂いてます?

この度は大変な目に遭われて…?

でも怒ってるみたいだし…

あああ、どうしよう…

 

 

どうしよどうしよどうしよーー!!!

 

なんて思っていたら

 

お義母さん登場!!

 

 

 

するとお義母さんの

 

第一声は

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

お疲れなのに和ませて下さったお義母さん、偉大です(笑)

息子の彼女に会うだけでもストレスだったでしょうに。。。救われました。

 

そんな初対面の思い出です( ̄▽ ̄)

 

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さて、震災時の漫画はこれで終わりになります。

これは震災の翌年に、昔やっていたブログで描いた四コマ漫画が元になっています。

 

描きながらつくづく私も震災で人生が変わった一人だなぁと、この10年をしみじみと思い出し

何気ない毎日に感謝せずにはいられませんでした。

 

住む場所があること、仕事と健康があること、家族や友達が元気なこと、生きていること。

 

まだまだ完全な復興は叶いませんし

今でも葛藤や悲しみの中で闘っておられる方も多くいらっしゃる事でしょう。

 

自分が恵まれていると自覚し、明日は我が身と戒め、これからもあの日を忘れることなく、今日を大事に生きていきたいです。

 

あなたとご家族がどうか健やかで穏やかで幸せでありますように。

 

夫の故郷を安心して訪ねられる日が来ることを願って。

お気軽に一言お願いします。 ※コメントは承認制となっております。

  1. 双葉ダルマ より:

    カコさん、ご無沙汰しております。
    震災の話もついに最終話!
    カコさんのおかげで、3.11が待ち遠しい日になりました。
    来年の3.11からは新作が読めず少し寂しいですが、これからも3.11はカコさんの震災の話を読む日にしますね!

    お義母様の行動力!さすがです(笑)
    ハラハラして読み進めていたら、「被災者で〜す☆」というオチ(´⊙ω⊙`)
    実は、私も避難先で仲良くなった方達に「リアル家なき子で〜す☆家に帰れませ〜ん☆」と笑いをとっていたことが(汗)
    まさかの被災者ギャグ被りに腹抱えて笑いました(笑)

    10年ひと昔とよく言いますが、震災が風化することなく、これからも起こるであろう災害に、震災から得た教訓が生かされて欲しいと願ってやみません。

    カコさんも最後に書いて下さいましたが、何気ない毎日がどれほど大切なことなのかに気づいた10年、当たり前に感謝した10年。
    今日という毎日を大事に重ねて過ごした10年。
    どうか次の10年も、その先の10年も皆が笑って幸せに生きていける毎日になりますように。

    4年に渡り、カコさん目線での『あの日』を丁寧に書き上げて下さってありがとうございました。
    いつか「双葉町に行ってきたよ!」と報告のお話しが更新されるのを末永く待っています。
    カコさんのご活躍を心より応援しております。
    また遊びに来ますね♪

    • 管理人 より:

      双葉ダルマさま

      双葉ダルマさんっ
      今年もお待ちしておりましたー!
      ようこそ╰(*´︶`*)╯♡
      お元気そうで良かったです〜

      お読み頂きまして、また力強くステキなコメントを下さりありがとうございました(^^)

      ひえ〜!まさかの被災者ネタ被りとは〜!ww(≧∀≦)
      他人とは思えず私も笑ってしまいました!ww
      双葉ダルマさん素敵♪
      その明るさに皆さん救われ事でしょうね^_^

      そしてリアルな10年間の思いを、うんうんと頷きながら何度も読ませていただきました。

      私も家族からあまり深い感情を聞くことがなかったので、胸に迫るものがあって。

      こういうお話ってなかなか公で語ることもできないし
      貴重なお気持ちをうかがえる場があったことに感謝しています。

      また被災者でもない私の記憶のかけらを毎年あたたかく見守って下さり、どうもありがとうございました。

      毎年励まされてこちらの方が勇気づけられましたし、
      去年、今年と、双葉ダルマさんに見ていただきたい一心で描き上げたので
      いつか双葉町に伺えた暁には、また双葉ダルマさんを思って描かせて頂きたいです。
      それまでなんとかブログ続けなきゃな〜(^◇^;)

      どうぞお身体には気をつけて、お家族共々お元気でお幸せにお過ごし下さいね(o^^o)

      毎年3/11には双葉ダルマさんの事を思い出します*\(^o^)/*

      ありがとうございました!!