ストレスによる副腎ホルモン量の低下
さて、若くても無理をしてストレスに晒され続けると、副腎が疲労して大変なことになってしまいます…!
年齢問わず、こんな生活が当たり前な方はご注意下さい。
コチゾールはストレスの他に、
糖質やカフェインの摂り過ぎ、アレルギーによる炎症や、投薬によっても多く分泌され、蓄積されて行くのだそうです。
(失恋、離婚、事故、死別など大きなショックでも大量に分泌されます)
反対にDHEAは休息したり眠ってるときにしか出ません。
つまり、上記のストレス項目を複数続けている方は、コチゾールばかりが大量に出て
二つのホルモンバランスが乱れてしまうのです。
その上、ファーストフードやインスタント食品ばかり食べていると
副腎を元気にする栄養素が不足するためなかなか回復できないのです。
するとどんな症状が現れるのでしょう・・・
副腎疲労症候群
三段階に別れていますので、順に見ていきます。
第一段階・警告期
これはストレスへの対応でコチゾールが多くなり、DHEAとのバランスが崩れてきたところです。
ちなみにこのくらいの時期に「ブレイン・フォグ」という、頭に霧がかかったようなボーッとした状態になるのですが、私はこれが若い頃からあって、まさかの副腎疲労だったのですね💦
これが出たらたっぷり眠って、栄養を摂る合図だと思うようにしなければ…
「風邪かなぁ」「運動しすぎたかな」「歳かも」ぐらいでそのまま何も改善しないでいると、次の段階に移ってしまいます。
第二段階・抵抗期
ここではコチゾールがストレスと戦うべく大量に分泌されストレスに抵抗しているところです。
(第二段階ではDHEAはほとんど分泌されなくなってしまいます)
コチゾールがほぼ休まずドバドバ出てると、常に臨戦態勢なので体が休めず睡眠不足になります。
すると睡眠不足や性ホルモンの低下により、性欲が減退
さらにセロトニン不足、過剰なストレスや睡眠不足から精神が不安定になります。
体が酸化し続ける事で疲労感も強くなり、別の疾患が併発する場合も。
副腎が限界直前で闘っているにもかかわらず、
副腎疲労になってしまうタイプは「真面目」で「責任感が強い」人が多いため
休むことができず栄養ドリンク(カフェイン)を飲んで頑張り続けてしまいます。
するとコチゾールの分泌に追われ、疲れ果てた副腎はやがて機能しなくなってしまうのです。
第三段階・疲憊期(ヒハイキ)
※疲憊(ひはい)とは、疲労困憊のこと
ここまで来ると副腎は疲れ果てて
コチゾールがないと体を動かすエネルギーがないので、
ストレスと戦うどころか、逃げることすらできなくなってしまうそう。
こうなると、突然倒れてしまったり、めまいが起こったり、いつもぐったりして鬱のような状態に陥り
ベットから起きる体力も気力も尽き果て、廃人のようになってしまうとのこと…
これは体の防衛本能なんだそうですよ。
これ以上ストレスを受けると生きられないので、命を守るために副腎がホルモンを作らなくなるんだとか・・・
まさに、かつての私…💧
(クリックで鬱を克服した漫画に飛びます)
この状態で 精神科を訪ねて薬を飲んでも治るわけがないのです。
鬱は脳の不調ですが、これは副腎の不調なので。
このように副腎がストレスなどにより弱ってしまい、ホルモンが機能しなくなる状態を副腎疲労症候群といいます。
第一段階・警告期
・漫然とした疲労感や体調不良
・寝つきが悪くなる
・疲れやすい
第二段階・抵抗期
・とてつもない疲労感に襲われる
・性欲が
・精神が不安定になる、眠れなくなる
・体が鉛の様に重くて朝なかなか起きられなくなる
・夕方くらいにならないと体が機能しない
・食欲がなくなる、何をしても楽しくない
第三段階・疲憊期(ヒハイキ)
・学校に行けなくなる
・仕事につけなくなる
・ベッドから起き上がる
どれも鬱と同じ症状なので間違えて当然ですよね💧
しかも副腎疲労症候群は、これ以外にももう一つの症状が出るのです。
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寺坂みどりさま
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