【野鳥保護】①小鳥(シジュウカラ)のヒナを保護することになったら

野鳥保護日記

雛は拾ってはいけません!!が・・・

 

 

それは夫がいつもジョギングや運動をする大きな公園でのこと。

 

 

何かあったのかな?と気になり、話を聞くと・・・

 

 

なんと、

勝手に巣を撤去して段ボールに雛を入れ、放置した人がいたのです!

 

一軒ずつ聞いて回った小学生、えらい!

 

でもそう簡単に飼えないのが現状で、大人達も頭を悩ませていました。

 

 

なんだか雲行きが怪しくなってきた・・・

 

 

※五月中旬なのでまだ夜は寒い時期です

 

 

考える間もなく口から

 

 

と、言ってしまったのでした…!!!

 

 

子供よ・・・

 

 

そして小さな紙袋に入れて連れ帰ってきたという夫・・・

(夫は鳥が特別好きなわけではないので正義感からでした)

 

 

ここで事情がのみこめた私は・・

 

 

楽しみにしてたのにどうしてこうなるの・・・!!!!(# ゚Д゚)

でもまぁ3週間ならいいか・・・と。

 

鳥獣保護センターで引き取ってくれるかもしれないというし、そこまで深く考えていなかったのです…

 

 

こうして何を食べさせたらいいのかもよく分からぬまま、保護は始まってしまったのでした。

 

スポンサーリンク

 

鳥獣保護法

 

ところでご存知の方も多いと思いますが、野鳥の雛は拾ってはいけないことになっています。

 

勝手に捕まえたり、飼ったり、飛べるのに保護してたりすると、

鳥獣保護法違反により罰せられるのです。

 

 

画像引用:日本野鳥の会

 

↑こちらの場合は巣立ちで飛ぶ練習をしている雛を勘違いして拾ってしまい、保護センターや動物病院へ持ち込む人が非常に多かったため

巣立ち雛を「勘違いで保護するのはやめて」という意味なんだそう。

 

 

「地面に落ちた雛」には、

・「巣から落ちた」

・ 「巣立ちで飛ぶ練習中」

と2通りあるらしく、

 

巣から落ちてしまった雛は戻す巣を間違えずに返してあげると良いそうです。

(その場合は親鳥が警戒しないよう、親鳥が留守のときに)

 

ただ、雛が病気で他の雛にうつる可能性がある場合などは、親鳥がわざと巣の外へ落としてしまう事もあるんだとか。

見極めや判断が難しいですね;

 

 

ケガをしている場合

 

各所在地の管轄区にある環境管理事務所に連絡すると

指定の動物病院を案内してくれるそうです。

 

種類によっては申請することで飼育が許可されるそうなので

(シジュウカラはダメですが)

詳しくは環境管理事務所へご確認を。

 

 

しかしくれぐれも可愛いからといって持ち帰ったりはしないように!とのこと。

 

そして、もし巣から落ちたのではないかと思われる雛がいたら、野生鳥獣保護窓口へ連絡しましょう^^

 

うちも電話してみました。

 

電話したら驚きの返事が…

 

週末だったこともあり、うちは三日後に

環境局の鳥獣保護管理担当に電話をしました。

 

↑たった三日ですっかり疲労した二人…

(最初はずっとスズメだと思ってました)

 

 

 

ないんだ・・・

(友人もスズメを拾ってあちこちに電話したら同じ対応をうけたそう。むむむ)

 

ってことは三週間、何が何でも頑張らないと…!

 

 

しかしこれ三日後ですが二人とも保護疲れでゲッソリです;

雛の世話がこんなに大変だとは夢にも思わず、親鳥の凄さをとことん思い知りました。

 

そう、

 

野鳥保護②へ続きます!!

【野鳥保護】②小鳥(シジュウカラ)の雛に最も重要なのは保温です!!
前回の続きになります。 七羽の雛を連れて帰ってきてしまった夫。 さてど...

(次はもっといい写真を載せますね^^;)

お気軽に一言お願いします。 ※コメントは承認制となっております。

  1. マリ より:

    初めまして。
    私も先日しじゅうからを保護しました。
    残念ながら命を繋いであげことはできませんでしたかが
    こちらの記事を毎日拝見しておりました。

    なかなか野鳥の保護について詳しい情報がない中で詳しく載っていたのでとても参考になりました。
    ありがとうございました。

    • 管理人 より:

      マリさま

      初めまして。
      この度はご訪問及び、ご丁寧なコメントをどうもありがとうございます。

      しじゅうからを保護されていたのですね、拙い当ブログを参考にして頂けたとの事で感無量です。

      毎日こちらをご覧下さっていたという事は、数日ヒナと一緒に過ごされていたのですね。
      おそらくまだ哀しみが癒えないであろう中、コメントを下さり嬉しかったです。

      どうしても自然の生き物ですし弱い子もいますので
      人間のできる事って限られてるため、哀しい結果になる場合もありますよね。

      私も未だに罪悪感があって、以前は鳴き声を聞くだけで落ち込んでいたんですが
      少しずつしじゅうからを見て和めるようになりました。

      マリさんも小鳥を放っておけず保護してしまうほど優しくて動物好きな方だからこそ、
      自分を責めたり傷付かれたのではないかと察します。
      ですので今はあまりご無理をなさらず、ご自身を労わって下さいね。

      そして時間によって傷が癒された時、もしまたヒナとご縁があったら
      今度こそお互い無事に放鳥してあげましょう(^^)

      .
      こちらこそ、どうもありがとうございました。

  2. しーちゃん より:

    おはようございます。

    私も4日前にヒガラの雛を息子が保護して来てこちらの記事を参考に奮闘しております。

    そのうが無いのを知らなくて、無理やりごはんをあげていました

    早く1人前にして自然に返す事を目標としています。

    • 管理人 より:

      しーちゃん様

      こんばんは。この度は素敵なコメントをどうもありがとうございます(^-^)

      きゃーヒガラですか〜!よだれかけにモヒカン〜!!なんて可愛いのでしょう(〃ω〃)♡

      カラ類の仲間でシジュウカラより小柄との事ですが、おそらく食べ物などは変わらないと思いますので
      何かと不安もお有りかと思いますが、当ブログが少しでも参考になるようでしたら幸いです。

      野鳥の雛は昆虫食の方がやはり丈夫に育つみたいですから、もし虫を捕まえるのが平気でしたら

      羽が生え揃うまでは→イモムシ、殻の柔らかい昆虫も与えると良いと思います。
      (ペットショップのミルワームやコオロギでも可。どちらも頭を取ります…が、頭を取るのは私もできなかったので無理なさらずに´д` ;)

      羽が生え揃ってからは→バッタや蝶、蝉など
      (怖がりつつも捕食を覚えるのに最適なので)

      今は昆虫が豊富な時期なので、出来れば新鮮な物をたっぷり与えると良いですね。しかし無理はならさずに~

      またしばらくは大変な日々かと思いますが、どうぞしーちゃんさんも息子さんも、ご家族の皆様もお体には気をつけてお過ごし下さい。
      息子さんの夏休みの貴重な経験になりますね(*^-^*)

      無事に放鳥できる日を、陰ながら応援しております。