前回の続きになります。
今回は糖尿病の食事療法について写真などを交えて紹介しています。
この食事法と運動で二週間で8キロ減量できた様子を書いていますが
やや専門的なため、簡単なダイエット法を求められる方の参考になるかは正直分かりません(^^;)
ですがよろしければご覧ください。
糖尿病食事療法のための食品交換表
さて、糖尿病の食事療法をすることになりましたが、
私は「炭水化物」と「タンパク質」の区別すらついていなかったので、まず食品グループを覚える事から始めたのでした(;”∀”)
こちらは食品交換表といいまして、食品のグループを覚えることと、交換が出来るかどうかを見る表ですね。
引用元:http://trysportsclub.jimdo.com
えっ野菜だと思ってたら芋やとうもろこしが炭水化物だったなんて!れんこんも?
チーズってタンパク質なんだ!
ひじきが海草だったなんて!
春雨やマロニーってめん類よりカロリー高いんだ!
って感じで驚きの連続でした(^▽^;)
そして食べ物の交換とは、こういう時に使います。
ふ、古すぎる…すみません;
交換の仕方がちょっと分かりにくいかもしれませんが、
炭水化物は炭水化物同士で、タンパク質はタンパク質同士で…と仲間同士での交換しかダメなんですね。
カロリーだけを見て好きなものばかり取り替えていると、糖尿を治す神様に叱られてしまうということなのですー。(ほんとか)
単位表と食事配分
ところで夫が取れるのは一日に1600キロカロリー(ほんとは1700でしたが私が間違えてた)ですが、糖尿病食事療法では
80キロカロリー=一単位
として、一日の適正単位というものを出します。
夫の場合1600キロカロリー÷80キロカロリーなので、一日20単位になります。
これを見て、最初に出てた食品交換表のそれぞれのグループの食品を、
一日この数だけ食べるというわけです。
朝昼夕+間食の配分はこうなります。
朝食を見た場合、
表1の炭水化物の中から3単位(240カロリー)と
表3のタンパク質の中から1単位(80キロカロリー)を食べるわけです。
表2のくだものと、表4の乳製品は、間食で摂ると決めておくと楽ですが、どこかに組み込んでも大丈夫です。
引用元:http://trysportsclub.jimdo.com
上記の「朝昼夕+間食の配分表」は炭水化物とタンパク質メインなので他の物の単位が書かれておらず、計算が合わないと思うかもしれませんね。
でもここに野菜と調味料と油が入り、場合によってはくだものや乳製品が入るので、そこそこのカロリーになるので大丈夫なのです。
野菜はカロリーがないので、うちは単位は気にせず多めに食べてました。
それからきっちりこの通りじゃなくても、朝多く夜少なくしたい人は朝晩の数字を入れ替えても大丈夫です。
とにかく
ということを肝に銘じて参りましょう!
20単位(1600キロカロリー)で一日に食べられる量
ザッと下のような感じになります。ピンクの数字が「単位数」です。
普通のコンビニおにぎりが一個110gほどなので、
主食(炭水化物)を全部おにぎりにするなら、一日に5個食べられる計算です。
そう聞くと結構ありますよねー^^
調味料はかなり少ないので、味付けに風味やアクセントが必要になりますが、それでも思ってたより食べられるので安心しました。
三食の献立
それでは適正単位表を参考に、一日に食べられる食材を使って
「3食+間食の献立」を立ててみましょう。
調味料と油は書いてませんが、かなり薄味で油もほとんど使ってません。
(私は煮たりゆでたりするカンジで作ります)
上の食材を使うとこんな献立になりますが、とにかく野菜を多めにカサ増しして満足感を増やしました。
そして気を付けるのは肉や魚は部位や種類によって食べられる量が全然違うことです。
◇同じ80キロカロリーでもこんなに違う◇
豚ヒレ肉なら70g ➡ でも豚ロースだと10g!
鶏ささみなら75g ➡ 鶏ももになると40g
牛に至っては和牛と輸入と脂アリナシでも随分違いますが、
輸入牛の外もも赤身だと63g ➡ 肩ロースだとなんと11gでおしまい~~
全然食べられない!こんなに違うとは~~~(;・∀・)
ボディビルダーがささみばかり食べるのも頷けますね!
魚ですと、
たらだと大き目のが一切れ ➡ さんまだと1/3しか食べられないんですって!
さんまってカロリー高いんだな~
豆腐ですら 絹ごし140g ➡ 木綿なら110gですからね。
結構知らずにカロリーって摂ってるんですねぇ。
次ページでは写真での三食の食事例と、カロリーオフの調理法についてご紹介します。
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