病院にはなんとなく足が向かない…
まだそんなに酷くないと思う…
でもなんだかおかしい…
とりあえず手軽に何か始めてみたい…
そんな方に向けて、今回は
更年期症状の緩和が期待できるというサプリメントと市販薬のご紹介です。
沢山良さげなのがありますよ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
更年期シリーズ過去記事
その①

その②

色々あって迷ってしまいますが、合う合わないもあるので、気長に試して参りましょう♪
更年期症状の緩和が期待できるサプリメント
もくじ
1、エクオール
最初は、お馴染みのエクオールです。
大豆イソフラボンを摂取すると、腸内でエクオールという物質が作られ
それが女性ホルモンと似た働きをするため更年期の緩和になるというもの。
エクオールの摂取と、ホルモン補充療法の比較をした臨床試験では
女性ホルモンと同等に近い更年期症状を改善する効果が認められたそうです。
おおお!期待できそう!
しかし腸内でこのエクオールが作れる腸内細菌があるのは二人に一人という話。。。
この腸内細菌がある人は更年期の症状が軽いんだとか!マジすか…
エクオールが作れる腸内細菌があるかどうか分かる検査薬もあります。
作れないからと悲観することはなく、作れない人はサプリで摂取すればいいんですね。
1-1 サプリを選ぶ際の注意点
●大豆から成分を抽出した天然由来の製剤であること
●1日の摂取量10mgを摂取できること
●エクオールの生産を助けてくれる「ラクトビオン酸」や「乳酸菌」が配合されていること
これらをふまえた上で、売れてる商品はこの辺りの様です。
こちらは大豆を乳酸菌で発酵させて作っているそうなので、乳酸菌が含まれています。
病院でも勧められていて、こちらを飲んでいる友人はわりと調子が良いそうですよ。
こちらはラクトビオン酸が入っている商品ですね。
値段がお高いので続けるのは考えてしまいますが、気になる~
✿大豆・乳アレルギーの方、製品によってはビール酵母アレルギーの方も飲めません。
✿投薬中・治療中の方、また婦人科疾患がある方はかかりつけ医にご相談を。
✿妊娠中・授乳中の方、子供は飲めません。
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2、マカ
続いてはマカです。
マカは南米ペルーのアンデス山脈でしか育たないという、アミノ酸とミネラルが豊富な高原野菜で
3000年以上前から「生命の野菜」として親しまれるスーパーフードだそうです。
滋養強壮や精力増強、不妊改善などの効果が主にあげられますが、直接的な女性ホルモン&男性ホルモンの作用ではなく
視床下部や下垂体の中枢神経
卵巣や精巣、甲状腺、副腎、膵臓など、特定のホルモンを作る内分泌腺を調整してくれる
とのこと。
卵巣機能が衰え、副腎が女性ホルモンを担ってくれる時期なので
マカの持つこれらの力が更年期症状を緩和してくれるということなんですね。
他にもマカにはこんなに嬉しい効果が!
・免疫力アップ ・自律神経の調節
・美肌効果 ・骨粗しょう症予防
・抗酸化作用 ・スタミナ増強
・不安、イライラを抑える
・疲労回復 ・動脈硬化の予防
・冷え症、不眠の改善
すごいですね~私も飲んでみようかな♪
こちらのヤマノのマカはJAS有機認定取得の無添加&オーガニック、純度100%です。
パウダータイプは料理に使ったり豆乳に溶かして飲めるそう。
マカの摂取量ですが、1日あたりティースプーン一杯(粉末で1.5g~
錠剤の場合は一日1500mg~4000mgが目安だそうです。

即効性がないので、半月~1ヶ月は摂取して様子を見るのが良いそうですよ~
✿キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜アレルギーの方は飲めません。
✿甲状腺疾患、ホルモン分泌障害がある方、婦人科で治療中の方は、かかりつけ医にご相談を。
✿妊娠中・授乳中の方、子供は飲めません。
また、肌が脂性の方(マカで皮脂量が増えてニキビが出来やすくなる)や、
胃腸が弱い方(マカで下痢や胃痛になる場合がある)は、少量から試した方が良さそうです。
マカで下痢や胃痛になる場合、温かい飲み物や料理に混ぜて加熱して摂ると良いそうですよ。
3、ローヤルゼリー
え?ローヤルゼリー?という感じで意外ですが、更年期症状に効くんですって!
ローヤルゼリーは働きバチが花の蜜や花粉を食べて分泌する物質で、
タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている、女王蜂に与えるためだけの特別食°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°だそうですよ。
この希少なローヤルゼリーにのみ含まれる「デセン酸」という成分が大変な優れもので、下記の沢山の効果はもちろん
女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをしてくれるため更年期症状にも力を発揮するのだそう。
・免疫力アップ ・血糖値を下げる
・疲労回復 ・滋養強壮
・抗菌作用 ・肥満防止
・アンチエイジング ・美肌効果
・高血圧予防 ・骨粗しょう症予防
・コレステロールの低下
・冷え症、不眠症状の改善
・肩こり、腰痛の軽減
・めまい、無気力、イライラの改善
すごいですね!体にいいとは聞いてましたが、美容面だけじゃなく成人病の予防にもなるなんて…!
滋養強壮剤として長年飲み続けられているのも納得です。
ただしアレルギーも出やすいので、飲まれる際には充分お気を付け下さい。
✿はちみつアレルギーや蜂毒アレルギーの方は飲めません。
✿アトピー、喘息、鼻炎などの既往歴がある方や、アレルギー体質の方も一粒だけ飲んで様子を見るなど充分お気を付け下さい。
✿ワーファリンを服用中の方、その他の薬を服用してる方も医師にご相談を。
✿妊娠中・授乳中の方、子供は飲めません。
4、プロポリス
画像引用元:Wikipediaさま
また蜂蜜?と思われそうですが、プロポリスはローヤルゼリーや蜂蜜ではなく、
画像の様に巣を外敵やウィルスなどから守るシールドなのだそうです。知らなかった!
このシールドは樹木などから集められた植物成分と、ミツバチが出す分泌液が混ざった樹脂なのですが、
これが「天然の抗生物質」と呼ばれるほど抗菌・抗炎症作用が非常に強いため、古代ギリシャ時代から傷の消毒や感染症予防に使われているそうでして
現在でもドイツでは医薬品として認可されているといいますから、効果はお墨付きですね。
しかも女性ホルモンと似た働きをする「フラボノイド」が豊富な上に、
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪酸、ポリフェノール、フラボノイドも含まれてるというスグレモノです✨
更年期症状の改善はもちろん、動脈硬化やがんなどを防ぐ強い味方になりそうですね。
・免疫力アップ ・抗酸化作用
・抗菌、抗ウイルス作用
・美肌効果 ・抗炎症作用
・花粉症改善効果 ・精神安定作用
・抗ストレス効果 ・疲労感軽減
・うつ症状の改善効果
・不眠症状の解消 ・抜け毛予防
・胃痛や胃潰瘍を鎮める
・のぼせ、ほてり改善
・アンチエイジング効果
こちらの飲み方は、
不調を感じ始めてきたときから飲み出して継続的に続けるのが鍵とのこと。
酷くなってからではあまり効果は期待できないといいます。
薬院オーガニックさんは、プロポリスでも最も効果が高いというブラジル産。
合成着色料や保存料は一切使用せずに無添加、GMP認定工場で製造され品質管理もしっかりされているそう。
✿はちみつアレルギーや蜂毒アレルギーの方は飲めません。
✿アトピー、喘息などの既往歴がある方や、アレルギー体質の方、胃腸の弱い方は一粒だけ飲んで様子を見るなどお気を付け下さい。
✿妊娠中・授乳中の方、子供は飲めません。
ローヤルゼリーは成人病の予防や美容のために、
プロポリスはがんや病気に負けない体とメンタル強化に、と
飲み分けるのも良さそうですね。
5、プエラリア・ミリフィカ
画像引用元:(株)皇漢薬品研究所様
プエラリア・ミリフィカは、タイ北部に自生するマメ科クズ属の植物で、
この塊根に女性ホルモンと同様の働きをする成分が含まれているため、更年期症状にも効果が期待できると言われています。
・バストアップ ・美肌効果
・美白効果 ・動脈硬化予防
・コレステロール値の改善
・生活習慣病の予防 ・薄毛予防
・骨粗鬆症予防
しかし、日本医師会によるプエラリア・ミリフィカの注意喚起があるように
女性ホルモンが十分な年代(10~30代)が摂るとホルモンバランスが崩れ、生理が止まらなくなったり、不正出血を起こしたりするので注意が必要です。
ホルモン分泌のピークを過ぎた40代以降(卵巣機能が下降して
商品の安全性と適正な服用量が肝心なので、レディースクリニックで処方してもらうのが一番安心らしいです。
ちなみに一日あたりの摂取量は、40代以降ですと一日50 mg程度とのこと。
そこから体調に合わせて少しずつ量を増減していくのがベストで
場合によっては25mgでも十分なケースもあるのだとか。

少量でも効果が期待できると考えられているので、少ない量から服用を始めて
✿副作用で頭痛、めまい、胸の痛み、生理不順、不正出血が起こる事があります。
✿婦人科で治療中の方、ピルを飲まれてる方は、かかりつけ医にご相談を。
✿妊娠中・授乳中の方、子供は飲めません。
✿10~30代の方は控えた方が良さそうです。
6、ヘム鉄
それから更年期には鉄分(特にヘム鉄)が重要になってくるそう。

私別に貧血じゃないし大丈夫よ~
いえいえ、生理のある女性は100%貧血で隠れ貧血も多く、閉経してからも全ての女性が基準値になれるわけではないため、鉄不足がこんな不調を招いているそうですよ。
・冷え性 ・肩こり ・めまい
・立ちくらみ ・気分の落ち込み
・不眠症状 ・風邪をひきやすい
・疲れやすい ・唇の端が切れる
・爪がスプーン状に反る

あ、当てはまり過ぎる!!
私は鉄分不足だったのか~
しかもこれだけではありません。
ヘム鉄は美容面にも影響があるそうで、不足すると…
・乾燥 ・肌荒れ ・敏感肌
・抜け毛 ・髪のパサつき
・髪質の衰え ・顔色が悪くなる
・痩せづらくなる

えっ痩せづらくなる!?
そう、鉄が少ないと赤血球不足になり代謝が低下するため、痩せづらくなるんですって!
しかもコラーゲンが作られないため、筋肉もできにくく、肌荒れして髪もバサバサで太ってしまうなんて…美容面では大敵ですやんんん…!
ヘム鉄摂りましょう!ヘム鉄~!
私はこのザ・鉄分を飲んでいます↑コスパ最強!ただし便秘になるので要注意です(;^ω^)
サプリの場合は過剰摂取しがちなので、
月経のある女性の場合、一日10.5mgが理想(上限は一日40mg)だそうです。
閉経後は10mgとのこと。
更年期症状の緩和が期待できる市販薬
7、命の母A
画像引用元:小林製薬命の母さま
続いて市販薬ですが、やはり更年期の代名詞といえばこれ!(笑)
命の母Aには、13種類の生薬の他に、更年期に必要なビタミンやミネラルも含まれているのが嬉しいポイントです。
また体質によって選らばなくてはならない漢方薬とは違い、こちらは幅広い人に適応できるよう生薬で作られているとのこと。
効果がある症状はこちらになります。
・冷え性 ・血行不良 ・生理不順
・のぼせ ・イライラ ・めまい
・むくみ ・食欲不振 ・落ち込み
気になる方はパウチタイプからお試しになってみてはいかがでしょう。
ちなみにまだ生理のある方はホワイトでも良いそうです。
そして更年期が終わったあとも安心、アクティブもあるなんて!(すごいな~)
✿ 症状を予防する効果はないため、更年期の症状を感じ始めたら飲みましょう
✿ アレルギーや消化器の不調を起こし兼ねないので、決して空腹時には飲まないようにしましょう
8、ルビーナ
画像引用元:健康サイトbyアリナミン製薬さま
更年期といえばこちらも有名なルビーナ。
ルビーナは漢方薬の「連珠飲」にもとづく製品のため、第2類医薬品なので薬剤師または登録販売者に対面販売してもらう製品です。
少し手間かもしれませんが、それだけ効果が期待できるということですね。
また副作用等による健康被害が生じるおそれもあるため、なるべく通販では買わない方がよいとのことです。
(何度も飲まれている方は大丈夫かもしれませんが)
そしてさすが漢方薬、沢山の症状に効果があるんですね。
・ほてり ・のぼせ ・冷え症
・乾燥肌 ・生理不順 ・肩こり
・めまい ・頭痛 ・不眠 ・便秘
・動悸、息切れ ・むくみ ・腰痛
・落ち込み ・イライラ ・疲労倦怠感
お試しの少量タイプがないのがちょっと残念ですが、漢方薬が体質に合う方には良さそうです。
✿ 症状を予防する効果はないため、更年期障害の症状を感じ始めたら飲みましょう
✿ アレルギーや消化器の不調を起こし兼ねないので、決して空腹時には飲まないようにしましょう
更年期に重要な栄養素
最後に、更年期に摂るべき栄養素をご紹介します。
※特にビタミンB12は少ないとイライラしたり物忘れが入ったりするそうなので重要です。
これらは食べ物でも摂り易いですが、補助的に錠剤で得る場合には
サプリではなく第3類医薬品が良いとのこと。
お高いですがサプリより確実に効きますし、長く続けるなら安全なものがいいですよね。
私もこれらを飲んでいます。
さて色々な本を参考にご紹介しましたが、
女性ホルモンに似た成分を補う物同士は女性ホルモン過多になりやすいので、
クリニックへ行かない場合は薬剤師さんに相談するなどして
副作用には充分注意し、自己責任の元でお試し下さい。
ちなみに私は2社のエクオールを試しましたが、副作用が出て続けられませんでした(;^ω^)
更年期に効くと言われて色々な薬に飛びついても、不調が出て辞めてしまう人は案外多いのではないでしょうか。
そうなるとやっぱり、、、

普段食べている物でどうにかしたいよね~
というわけで、次回は
「更年期障害の緩和が期待できる食品とお茶」をご紹介します。

私が気になる物や効果があった物も揃えましたので、よかったらご覧ください^^
続きます~
お気軽に一言お願いします。 ※コメントは承認制となっております。